本降りの雨の日を選んで、古くて重たいカメラ(骨董品級)とレンズを引っ張り出して京都御所へ向ったのはGW最終日のことだった。雨の日を選んだのは他でもない、渚の石を黒く撮りたいためということにしておこう。
カメラはNikon D700という年代物、ボデイだけで1kgはあるというカメラだ。レンズもAFは効くけどこれまた重くて動作はわたしと同じでゆっくり目。ダンベル代わりに腕や首を鍛えるにはちょうど良い重さだ(笑)。持っているカメラで一番気に入っているのはこのカメラなのだ。意匠は今一だけど使っていてなぜか楽しいカメラなのだ。
シャッター音が大きい(周りの人が振り返るほど)、画素数が少ない(フルサイズで1210万画素)、記録媒体はCF(Type I)というネガティブな面もあるけど、それが40年前のレンズと実に相性がいいのだ。ふだんRAW撮りだけど、16GB一枚で予備は一応持ってるけど一度も使ったことはない。
AFを使う場合は中央1点(親指)、マニュアルレンズでは手動レンズ設定を忘れずに(忘れても大して影響はない)、露出は使い慣れた中央重点、RAW現像は純正無料配布の NX Stadio これが実に使い勝ってがいい(以前のものとは別物)。
今流行りの軽くて良く写る軟派なカメラはいいと思うけど使わない(高いので買えない!)。最近どういうわけか古いカメラが値上がりしているようだ。コンパクトカメラや一眼レフがコロナ禍前の二倍ほどに値上がりしているみたい(三十年前のオーデイオ製品もしかり)。
久しぶりに出歩いたので疲れたなあ。
↓ 別ブログです
sasurai1.hatenablog.com
・Nikon D700(中古で三万円代と安かったのをローンで購入^^;)
・AF NIKKOR 85mm 1:1.8D
※このブログはモノクローム作品発表の場と決めていたけど、
いつの間にかカラーが増えてきた(いつもこんな調子)。