chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

京都北山 ― 井ノ口山ウラスギ群生地の秋

紅葉の美しい季節に井ノ口山を歩く バス停から歩いて二時間足らずでこの場所(片波川源流域伏条台杉群生地)を訪れることができるのだから嬉しい。今までこの場所で誰とも出会ったことがないのが、とても不思議な気がする。以前は貴重な森とは思われていなか…

京都北山 ― 芦生の森の奥深く

芦生の森 由良川の源流部である芦生(あしう)は、かつては西日本最後の秘境と言われていた。京都府、滋賀県、福井県の境に位置し、植生は日本海側の気候と太平洋側の植物が共存しており、学術上貴重な種が多数存在するという。アシウスギ、ブナ、ミズナラ、…

晩秋の京都北山 ― 峠道を歩く

佐々里峠通い わたしが一年を通じてよく通ったところは佐々里峠だろうか。 標高八百メートルに満たない峠で、今は舗装された道路が開通 していて積雪期でもそこを歩けば楽に登ることができる。この 道路は広河原と佐々里を結ぶ地元民念願の道路で、開通を記…

京都 北山の夕暮れ

佐々里峠より西の方角を望む 京都大学芦生演習林からの帰り道、峠の西側で日が落ちて来た。バス停まではあと一時間はかかるだろう。撮影していたら最終バスには間に合わない。えい ままよ、とカメラを取り出し三脚に取り付けた。 ZENZA BRONICA GS-1 chikusa…

涸沢カールの朝

冬間近な涸沢 初冠雪の写真を撮りたくて涸沢へ向った。夜行列車 “ちくま” に乗っている間に雪は降ったようだ。小屋仕舞いをしている涸沢ロッジに泊まった翌朝、音もなく あたりは霧につつまれた。

ヨセミテ国立公園?

晩秋のころ 奥上高地で撮影しました。

霧氷の朝 大台ケ原山より大峰山系を望む

日出ヶ岳山頂より 11月の下旬、展望台より朝日を浴びる大峰山系を撮影する。とても北風の強い朝で弥山や近畿地方で一番標高が高い八経ヶ岳までスッキリと見渡せた。この日あまりにも足が冷たかったので、冬山用の登山靴を買いにゆくことになった。 日出ヶ岳…

武蔵野を ASAHI PENTAX で撮る

昔の武蔵野は萱原のはてなき光景を以て絶類の美を鳴らして居たように言い伝えてあるが、今の武蔵野は林である。林は実に今の武蔵野の特色といっても宣い。則ち木は重に楢の類で冬は悉(ことごと)く落葉し、春は滴るばかりの新緑萌え出ずるその変化が秩父嶺…

碧の大正池より望む穂高の夜明け

穂高の夜明け 晩秋のころ 大正池ホテルを夜明け前に出て いつもの場所から撮影する。ZENZA BRONICA GS-1

岳沢越しに奥穂高を望む

晩秋のころ河童橋より