chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

カメラ

京の台所、椹木町通り(東魚屋町)界わいを探索してみた…

ご無沙汰しております。京都御苑の西側、烏丸通りの西に東西に走るちょっとばかり狭い通りがある。その通りは江戸時代には京の台所といわれた市場だか、魚問屋が軒を連ねていたというから、賑やかな通りだったのであろう。そして意外な場所に豪勢な造りの長…

昭和の祇園祭をちょっと覗いてみた ー ニコンNEW FM2 で撮る宵山

宵山の朝 今年は祇園祭の山鉾巡行が行われるようです。この時期、京都ではもっとも蒸し暑いときです。そして巡行の前日、前々日の宵山・宵々山の夜は山鉾町の辻々にはたくさんの人であふれかえります。三十余年前、そんな光景をちょっとだけ見ました。 路地…

雪解けの頃 ー 火の見櫓の見える風景(津軽シリーズ最終回)

茅葺き屋根の家の右側に火の見櫓が見える。このあたりの集落も好きな集落のひとつで、とりわけ秋から冬にかけての光景は印象的だった。都会育ちの者には、驚くような光景を目にすることがある。寂しい風景と思い目を背ける者がいれば、郷愁を感じる風景と思…

雪解けの頃 ー 春霞

津軽鉄道の見える風景 津軽平野を歩いていると周りは水田ばかり。どういうわけか写した写真には、津軽鉄道の線路が数多く入っている。意図して撮影したわけではなく、直感で構図を決めた中に入っていただけである。それと水田の中にやたらと電柱が立っている…

伯耆大山のブナ林を彷徨う

夏道登山道を登り六合目の避難小屋で休憩をする。ここから上の方にはブナ林はありそうもないので早々と下山を始める。途中、ブナ林の中に入り込み撮影を開始する。時折林内に日が差し込んで下界が垣間見える。ところが これと言って絵になりそうなブナが見当…

伯耆大山 夏道登山道のブナを撮る

二日目の朝、食事を済ませ昼のお弁当をリュックに詰めて登山道へ向った。先行者らしき足跡が僅かに付いていた。時おり雪が横殴りに吹きつけてくる。樹林帯なのでさほど苦にはならないけれど、標高が高くなるにつれ頬が痛くなる。道々、奇怪な枝ぶりをしたブ…

伯耆大山のブナ林を歩く

三鈷峰 古い話ばかりで恐縮のいたりだが、体が不自由になった今では、山に登ることも出来かねるので、三十年前のことを語ろう。あれは一年が終わりを告げようとしていた頃であった。雪がまったく降らない寂しいクリスマスを迎えた日に、伯耆大山では積雪があ…

時計のせい?

呪いの時計? ― 縞枯山荘で 北八ヶ岳での出来事。前日 昼間の気温はマイナス8度だった。明朝 御来光を撮ろうと、腕時計のアラームを夜明け前に合わせ寝坊しないよう耳元に置いて寝た。翌朝、ふと目覚めたときには、外は明るかった。靴ひもを結ぶのも もどか…

碧の大正池より望む穂高の夜明け

穂高の夜明け 晩秋のころ 大正池ホテルを夜明け前に出て いつもの場所から撮影する。ZENZA BRONICA GS-1

散り際の美?

夕方、ひと気の少なくなった京都御苑を通り家路へ急いでいると、 桜の花びらが風に吹かれ、風花のように散る風情が美しい。 鞄からカメラを取り出し、レンズのテストを兼ねながら ひと時 撮影にいそしんだ。 レンズは Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8…

今朝の比叡山 薄っすらと雪化粧

Nikon D750 NIKKOR Ai 135mm 1:2.8S 40年前のレンズで撮影してみました。 手の中に納まってしまうくらい可愛いいやつです。 写りもやさしい描写ですね。 京都御苑 枝垂桜の開花状況は、この寒波で足踏み状態です。