chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

ちょっと一休み

新緑の半木の森をひとり行く

近ごろ永井荷風にハマっている。荷風といえば『濹東奇譚』のように、玉の井や吉原などを題材にとった小説ばかりを書いていると思っていた。ところが荷風の日記(断腸亭日乗)を読んでいると漢文調の立派な(わたしが言うのもアレだけど)文章を書いているこ…

紅葉の盛りに洛北芸術村を歩いて思ったこと ー 美は諧調にあり?

かつて小説家の瀬戸内晴美(寂聴)さんは『美は乱調にあり』という小説を書いた。その内容は知らないけれど、職場の同僚でキリスト教信者にしてアナーキスト(そんなんあり?)を自称していた男から聞いたその言葉が今でも頭の片隅に残っている。 お土居越し…

北野天満宮 ー 匂ひおこせよ梅の花

楼 門 北の国からは大雪の便りがとどくこの頃、西国では梅の開花が聞かれるようになった。菅原道真公を祀る北野天満宮では梅の匂いはただよっているだろうか、ふとそんな思いに囚われたので敬老パス(無料ではない!)を持って市バスに乗ったのは昨日のこと…

秋薔薇は優しく…

使用レンズ:Ai AF Zoom Nikkor 28-105 F3.5-4.5D(IF)

北八ッ 黎明と暮色

白駒池の夜明け 御嶽山遠望 1980年代後半にポジフィルムで撮影したもの。 結構変色(退色?)が進んでいるようだ。 スキャナー:EPSON GT-X970 (TIFF保存) chikusai2.hatenablog.com chikusai2.hatenablog.com

恋多き女 ー 小野小町へのオマージュ

あきの夜も 長いといわれる秋の夜も そんなことはなく本当は短い感じがします。 ひたすら逢っているとうれしくて、なんということもなく すぐに夜があけてしまったものです。 あきの夜も名のみなりけり あふとあへば事ぞともなくあけぬるものを かつて小野小…

花から花へ ー ときには蝶のように?

あら飛んでしまった 動いているものにピントを合わせるのは難しい。 じっと しとって 植木屋さんをバックに 再登場 盛りを過ぎた芙蓉も好き 秋バラにしては初々しい? みな人の花や蝶やといそぐ日も我が心をば君ぞ知りける ちょっと一休み youtu.be youtu.be

お昼の休憩時間ですよ~

さあ鴨川べりへ ランチタイム 新型コロナの感染者数が少なくなってきたので ほっと一息かな ちょっと一休み その節はお世話になりました。ぼちぼちとやってます 孫の顔を見るまでは 向う岸には渡りたくないなあ ^^;

虹色の刻

青龍殿(門跡寺院 青蓮院飛地) 虹色の龍が天に昇る 比叡山 幡の色は虹の色?

突然の雨

京都御苑 夕方、いつものように御苑を散歩していたら突然どしゃ降りの雨。あわててカメラを構えたけれど、露出が合わない。ISO感度を調整している間に小降りになってしまった。 お気に入りの場所でカメラを構えていたら…

雨宿り

永遠のソール・ライター展を京都「えき」で観る

近ごろ美術館「えき」KYOTOで「永遠のソール・ライター」という催しが人気を得ているという。しばらく忘れ去られていたアメリカの写真家が再び脚光を浴びだしたということだろうか。それを確かめるべく京都駅へ向ったのは、今日のことだった。 百聞は一見に…

早起きは三文の得? 夜明けの空

朝焼けの写真を撮ろうとして早起き(年齢のせいかな?)したわけではありません。 ご同輩の方ならお分かりかと…。早朝にカーテンをわずかに開いて外を眺めると、いい感じの茜色に染まっていた。冬空にこんな雲を見るのは珍しい気がする。用を済ますことを後…

青龍殿にかかる虹

京都東山 この虹を青龍殿と天を結ぶ懸け橋と言ったなら、 青不動明王はどんな顔(色)をされるだろうか。 清龍殿は青蓮院の飛地境内。 建物は趣のある武徳殿を移築したもの。 桓武天皇はこの地より京都盆地を一望し、 平安遷都を決めたという。 ※昨日の夕立…