chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

津軽平野を一両編成の電車が走る

五所川原・中里間を走る津軽鉄道 一枚だけまともに電車が写っている写真が出てきた。冬には「ストーブ列車」となる。撮影年:昭和40年代

リンゴ園の彼方には霊峰岩木山

津軽富士(岩木山)を望む 秀麗な姿の霊峰岩木山。旧暦八月一日には、「五穀豊穣」「家内安全」を祈願して「お山参詣」という集団登拝が繰り広げられる。

防風林とカッチョの連なる田舎道 ー 金木町藤枝集落

青森ヒバのカッチョ 冬季、日本海から吹き付ける強烈な風と雪を防ぐカッチョ。これがあるので、家屋と庭は雪に埋まらない。撮影年:昭和40年代

津軽平野に田植(手植え)を見る

田植作業の後ろには岩木山 津軽富士(岩木山)を背にしての田植え作業。春の日差しが目にまぶしい。田には線が引かれているので、線に沿い苗を等間隔に植えていく。 腰の籠から苗を取る 女たちは世間話をしながら、黙々と田植え作業をつづける。“乙女心”で純…

春の小川の向うには津軽鉄道

津軽鉄道を望んで 二年間お世話になった津軽鉄道。軌道は見えるが、あいにく電車が写っていないのが惜しい。東京から夜行列車 “八甲田” に乗り、金木町やその奥にある小泊までは十数時間かかった。車中二泊、現地で一泊して、“とんぼ返り” で職場に戻ったも…

代かき作業の彼方には津軽富士

津軽富士(岩木山)を望む 代搔き作業の前には、田んぼの畦道の防水作業が欠かせない。その作業を畔塗りというようだ。鍬やスコップを用いて、適度な硬さにした泥で畦道の壁面に塗っていくのだが、この作業がつらいのだ(やったことないけど)。ザリガニを見…

津軽平野 田植の季節

旧金木町嘉瀬 半世紀ほど前、二年間という短い期間でしたが、津軽平野を縦横に歩き、農民の姿と風景を記録しました。その時に撮影したモノクローム写真を、当分の間、少しづつ投稿します。写真に添える文章は頭に浮んでこないので無いです(たぶん)。使用し…

銀閣幻影

哲学の道 家の中に閉じこもってばかりでは気が滅入るので、きれいな庭でも見ようと久しぶりに銀閣寺まで歩いて行った。 銀閣寺総門 銀閣寺を訪れるのは実に三十年ぶりである。 本堂 受付で「本日は貸切状態ですよ」と言われたが、本当にそんな状態だった。境…

新緑に誘われ貴船神社本宮と奥宮を訪ねてみた

近年縁結びのパワースポットとして老若男女(?)に人気のある貴船神社である。縁結びを願う者はまず本宮で願い事を結び文に書いて結社(中宮)の結び処に結び合わせて祈願するのだという。霊験あらたかで願い事がかない、生涯の幸福が得られると言われてい…