chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

北野天満宮 ー 匂ひおこせよ梅の花

楼 門 北の国からは大雪の便りがとどくこの頃、西国では梅の開花が聞かれるようになった。菅原道真公を祀る北野天満宮では梅の匂いはただよっているだろうか、ふとそんな思いに囚われたので敬老パス(無料ではない!)を持って市バスに乗ったのは昨日のこと…

カッチョと防風林のある風景 ー 金木町藤枝集落

茅葺屋根に雪積る日 しんしんと雪の降る中を歩く。肌を刺すような風はなかった。農家の庭先や母屋の軒下に洗濯物が干されている。洗濯物が乾くまでに幾日かかるだろうか。脱水機どころか全自動洗濯機のなかった時代には、木製のタライで固形石鹸を用いて手洗…

雪遊び

金木町嘉瀬(現 五所川原市)の里山で出会った子どもたち。 山の中腹にスキージャンプ台を造り、子どものジャンプと は思えない高さで飛んでいた。この中からオリンピック選 手は出ただろうか。すでに孫のいる世代になっているだろ う。もしかしたらこの中に…

地吹雪の去った朝

村 へ 集落のほかには、見渡す限り雪原が広がっている。この雪原は、春には 水が引かれ見事なまでの水田と化し、蛙の大合唱を聞くことができる。 集落に近づいた頃には青空が広がってきた。道路が雪の吹きだまりに なっていて、歩くのが大変だ。寒いけれど、…