chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

北アルプス

上高地の朝 ― 白樺の森と焼岳

大正池ホテルが冬季、年末年始の数日間だけ営業していたころ、バスの終点沢渡で降り、雪道を四時間ほどかけてホテルまで歩いたものだ。道中、北風が頬を打ちとても寒い思いをした覚えがある。夜明け前、大正池の畔で奥穂高・西穂高の峰に朝日があたるのを待…

涸沢カールの朝

冬間近な涸沢 初冠雪の写真を撮りたくて涸沢へ向った。夜行列車 “ちくま” に乗っている間に雪は降ったようだ。小屋仕舞いをしている涸沢ロッジに泊まった翌朝、音もなく あたりは霧につつまれた。

晩秋の焼岳

上高地から松本へ向う車中、焼岳がきれいに見えた。運転手に車を止めてもらい数枚撮影したうちの一枚。

萌える焼岳?

初冠雪 焼岳 まだ初冠雪には少し早いかな。無骨な顔をした北アルプス唯一の活火山焼岳。穂高より好きかも。

横尾尾根のバットレス?

横尾尾根紅葉 ひと山越えれば屏風岩がある。 横尾尾根にも見ごたえのある岩壁があった。

横尾尾根の秋

槍沢より望む横尾尾根 横尾から槍ヶ岳に連なる横尾尾根。 地味な山脈ではあるが、北穂、南岳、槍ヶ岳という 強者に準じた標高にあるため目立たない。 しかし初めて目にする者には、見どころは多い。

槍ヶ岳への道

槍沢圏谷 その昔、氷河が造りあげた圏谷という地形。 写真は、槍ヶ岳に向う登山道で撮影した一枚である。 台風が近づいていたので、強風が荒れ狂っていた。 氷河に流されてきたのか、 大きな岩が河原にゴロゴロと転がっていた。 梅雨の頃、谷には まだ残雪(…

北穂高岳秋色 ― そんなに急いでどこへ行く? 

ある秋の日のこと、台風が来るというので山を下りた。 登山道ですれ違う単独行の方々に少なからず違和感を覚えた。 これからどちらへ、と訊くわけにもいかず、お元気でと念仏 のように唱えるしかなかった。 不思議なことに、単独行の方は みなせかせかした歩…

遠く北穂を望む

あの三角の尖がりが北穂(たぶん) 昔の話だけれど、登山道脇で写真撮影をしていると、 どういうわけか、あの山は何という山か? と横柄な口調で訊いてくる輩が結構いた。 おそらく知っていて訊いてくるのだろう。 上から目線の山男には馴染めない。 chikusa…

涸沢あたり?

屏風岩より涸沢寄りで撮影したような?30余年前のことなので忘れてしまった。 chikusai2.hatenablog.com

秋の涸沢を歩く

尖 峰 chikusai2.hatenablog.com

圏谷に燃えるナナカマド

圏谷の秋 撮影後30年も経てば、さすがにポジフィルムであっても劣化が進んでいた。 chikusai2.hatenablog.com

モザイク模様の圏谷

涸沢の紅葉はナナカマドの赤が主役と思っていたけれど、どうしてどうして黄色も負けてはいない。槍沢や梓川沿いの谷間の紅葉は黄色が主役になる。意外と地味なのである。

涸沢秋色 ― 山小屋の縁

涸沢小屋と秋色に染まる圏谷 涸沢小屋でビールを飲みかわした初対面の面メン。山男もいれば、観光気分でちょっと立ち寄った、という方もいた。そこで知り合った方の紹介で北八ッの小屋に泊まったことがある。個室を用意して頂き、お酒付き、湯たんぽ付きの豪…

涸沢の秋

モルゲンロート あと半月も経てば涸沢は紅葉の盛りに入る。今年の紅葉はどうだろうか。それよりも山小屋での新型コロナ感染が気になる。登山道では登山者間の距離を取れるのだろうか?