chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

貴船川に沿って花の道を歩く

昔の人はさぞかし足腰が強かったと見える。近くて遠きもの。…思はぬはらから、親族の仲。鞍馬のつゞらをりといふ道。遠くて近きもの。極楽。舟の道。人の仲。清少納言は上手いことを言う(上の二行は『枕草子』からの引用)。鞍馬山(寺)のつづら折りは本堂…

洛北貴船川(鞍馬川)沿いを歩いて見た

叡電市原駅(無人駅) 世間がマンボウまんぼうとやたらやかましかった頃、頭のまわりを泳ぐマンボウを振り払い、京都北部の貴船神社あたりを散歩しようかと思い立った。若い頃なら市中から鞍馬山まで歩くことはどうということはなかったけれど、さすがに寄る…

アスリートの休息

花の園

春の嵐

散歩の途中、先ほどまでの晴天が一転して黒雲来襲し一陣の風と雨あられ!コンデジの電源を入れるが、撮影できるまでの時間が長く感じられた。

風の声を聴く

御衣黄 “風の歌を聴け” なんて小説があったような気がする。読んだような気もするが、その内容はとうに忘れてもうた。今年の御衣黄は、花が小ぶりで枝ぶりも寂しい。例年のようにゆっさゆっさとした感じがない。この桜は色の変化を楽しめる桜で、花の中心部…

風に吹かれて(御衣黄)

御衣黄 御衣黄と書いて「ぎょいこう」と読む。もともとは京都御所に咲く花だとか。なのでお公家さんの衣と書くのだという。と、このあいだ嵯峨野の「さくら守り」が言ってたっけ。

令和三年のサクラ(遅ればせながら)

京都御苑 今さらサクラの花だって? という声が聞こえてきそうだ。まあ、そう言わずに見てください(サクラの枝の向うにはワンちゃんと散歩するご婦人が写り込んでいる)。 ふだん85mmのレンズを風景撮影に使うことはないのだけれど、今回古いレンズを引っ張…

京都御苑に咲くウマノアシガタ

春らしい明るい感じを出してみた。草地の向うにはベンチがあり、ご婦人が座っているのが見える。草地には今では貴重な日本タンポポ、ムラサキサギゴケ(苔にあらず)なども咲いているけれど、今回は食指が出ない。・カメラ : ニコンD700 ISO AUTA 1/400 F5.…

京都御苑に咲く野の花

ウマノアシガタ 「ウマノアシガタ」とは、またけったいな名を付けられたものである。サクラの咲く時期が終わりを告げるころ、この花と「シャガ」の花が京都御苑の草地を埋める。でも今年はどうしたわけか元気がない。ソメイヨシノの花数は例年より少ない気は…