chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

伯耆大山のブナ林を彷徨う

夏道登山道を登り六合目の避難小屋で休憩をする。ここから上の方にはブナ林はありそうもないので早々と下山を始める。途中、ブナ林の中に入り込み撮影を開始する。時折林内に日が差し込んで下界が垣間見える。ところが これと言って絵になりそうなブナが見当…

伯耆大山 夏道登山道のブナを撮る

二日目の朝、食事を済ませ昼のお弁当をリュックに詰めて登山道へ向った。先行者らしき足跡が僅かに付いていた。時おり雪が横殴りに吹きつけてくる。樹林帯なのでさほど苦にはならないけれど、標高が高くなるにつれ頬が痛くなる。道々、奇怪な枝ぶりをしたブ…

伯耆大山のブナ林を歩く

三鈷峰 古い話ばかりで恐縮のいたりだが、体が不自由になった今では、山に登ることも出来かねるので、三十年前のことを語ろう。あれは一年が終わりを告げようとしていた頃であった。雪がまったく降らない寂しいクリスマスを迎えた日に、伯耆大山では積雪があ…

京都北山 巨樹の森を冬に訪ねてみた

京都市北部、いわゆる北山と呼ばれる地域に鬱蒼としたアシウスギの巨樹群があるとは、京都市民にとっても俄かには信じ難いことかもしれない。だいぶ以前のこと、クリスマスの日に出町柳から京都バスに乗り出かけてみた。アシウスギ(ウラスギ)とは京都の庭…

時計のせい?

呪いの時計? ― 縞枯山荘で 北八ヶ岳での出来事。前日 昼間の気温はマイナス8度だった。明朝 御来光を撮ろうと、腕時計のアラームを夜明け前に合わせ寝坊しないよう耳元に置いて寝た。翌朝、ふと目覚めたときには、外は明るかった。靴ひもを結ぶのも もどか…