chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雪解けの頃 ー 火の見櫓の見える風景(津軽シリーズ最終回)

茅葺き屋根の家の右側に火の見櫓が見える。このあたりの集落も好きな集落のひとつで、とりわけ秋から冬にかけての光景は印象的だった。都会育ちの者には、驚くような光景を目にすることがある。寂しい風景と思い目を背ける者がいれば、郷愁を感じる風景と思…

雪解けの頃 ー 春霞

津軽鉄道の見える風景 津軽平野を歩いていると周りは水田ばかり。どういうわけか写した写真には、津軽鉄道の線路が数多く入っている。意図して撮影したわけではなく、直感で構図を決めた中に入っていただけである。それと水田の中にやたらと電柱が立っている…

雪解けの頃 ー 泥濘の道をゆく

泥濘の道は舗装前の国道339号線。撮影地点は北津軽郡中泊町だったと記憶する。すぐ西には十三湖がある。このお婆さんとしばらくの間連れ添って歩いたら、商店に買物に入った。商店主と会話をしているところを撮影したけど、手ブレ写真だったのでボツに。…

林床に咲く花 ー もっと光を!

北の国からは、まだまだ雪の便りが聞かれる今日この頃、京都市内の植物園では春の訪れを知らせるかのように林床に咲く可憐な花が姿を見せるようになった。 フクジュソウ セツブンソウ ユキワリイチゲ ミスミソウ(ユキワリソウ?) ついでに…

雪解けの頃 ー 買い物帰り

津軽の婆さま(金木町藤枝集落) わたしがまだ若かった頃、何を思ったのか陸奥を二年ほど行脚 していた時期がある。北面の武士だった方を気取ったわけでは ない。文武両道どころか詩の才能は無い、音楽の才能もない、 あるのは初月給で購入した中古の一眼レ…