chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

風の声を聴く

 

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御衣黄



風の歌を聴け” なんて小説があったような気がする。読んだような気もするが、その内容はとうに忘れてもうた。
今年の御衣黄は、花が小ぶりで枝ぶりも寂しい。例年のようにゆっさゆっさとした感じがない。この桜は色の変化を楽しめる桜で、花の中心部からだんだんと赤みが差してきて全体が赤っぽくなるのだ。たしか京都御苑のほかには東堀川通り・上京中学・京都産業大学にあったような気がする。
撮影した日は、北風が強く なかなかシャッターが切れなかった覚えがある。風よ吹き止めと念じたが、言うことをきかないので風の声を聴くことにした。