chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

京の台所、椹木町通り(東魚屋町)界わいを探索してみた…

 


ご無沙汰しております。
京都御苑の西側、烏丸通りの西に東西に走るちょっとばかり狭い通りがある。その通りは江戸時代には京の台所といわれた市場だか、魚問屋が軒を連ねていたというから、賑やかな通りだったのであろう。そして意外な場所に豪勢な造りの長屋門や商家、古い町屋が文字通り軒を連ねていて、千本通りあたりまで歩くと町屋好きにはとても良い目の保養になるのだ。
※画像をクリックすると、少しは見栄えが良くなるかも?


麩嘉(ふうか)さん


京には三つの魚屋町があるという。一つは皆さんご存じのオーバーツーリズムで狭い通りがもっと狭くなった錦小路(中魚屋町)、二つ目は今日紹介する椹木町(さわらぎちょう)通りに面した東魚屋町、そして三つめは東西本願寺の北にある六条通り(下魚屋町)のようだ。今回は無理やりモノクロームで現像してみました(カラーの方がいい感じだったけど)。






大店と庶民の暮らしが密接してるし



どんな方が住んでいるのかな



立派な塀(これも長屋門?)だけに本願寺派

 



庶民の暮らしがある?

 

豆腐店



    あなたを待つわ 夕餉時


    豆腐お揚げが 気にかかる

    ああ ビルの谷間のとうふ店

    蝉もいとしや 唄ってる

    淡く切ない 京とうふ

    あなたとわたしの合言葉

    「 椹木町で逢いまひょか」♪


 

入山とうふ店

いろんなTVドラマにも出てきたこの豆腐店

創業は文政12年(1829)というから、もうすぐ200年になる?
 
いまでも大豆は"おくどさん"で炊いているそうだ。



それにしても、この辺りは以前と比べると様変わりである。アーケード(道に飛び
出た軒)は少なくなったし、モダンな鉄筋コンクリート造りの邸宅と暖簾を玄関先
に出した小ぎれいなゲストハウスが目立つようになった。


※つづきます(次回はカラーかな)。

Nikon D750 Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IF 
APS-Cサイズにしろ、フルにしろ、使いこなしが難しいレンズです。