chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

フィルム

散策路にたたずむ カツラの木

・ ・ 梓川の畔にたたずむカツラの木。大木というほどではないけれど、 春は目に眩いばかりの新緑、秋には黄色く輝くハート型の葉が心を 癒してくれる。 chikusai2.hatenablog.com

もっと光を!

・ 初夏のころ、上高地の散策路を歩くとオニシダが空に向い腕を広げている。もっと もっと 光が欲しい、と言っているかのようだ。 ・

上高地に咲く 可愛い花(モノクローム)

山芍薬 二輪草 ・ chikusai2.hatenablog.com

上高地に咲く 可愛い花

ヤマシャクヤク ザ・ピーナッツを想い出させるような散策路の傍らに咲く「可愛い花」。 高い嶺を目指す山男は、知ってか知らずか花には目もくれず、思いは三千 メートルの山々のようだ。 散策路

河童橋から望む穂高 どこまでも碧く

昨日は上高地に通じる道路が大雨による土砂崩れで通行出来なくなり、観光客や登山者 が閉じ込められたという報道に接した。 実は以前、わたしも大雨で上高地に閉じ込めら れたことがある。購入したばかりの中判カメラに水が入り撮影ができなかった悔しい思 …

京都北山 初夏の光に息づく芦生の森

森の中へ 初夏の光を浴びて緑に輝く若葉は、「わが世の春」を迎えた歓びでいっぱいのよ うに見える。 この季節、森の中に分け入り地面に積る枯葉を踏みしめて歩くと 小さな花たち が光を浴びようと顔をもたげている姿が目に入る。まだ消えていない露に濡れた…

京都北山 由良川源流の春から夏

由良川源頭部の春は遅い。京都大学芦生演習林、長治谷作業小屋 のある場所から、日本海の見える杉尾峠までは歩いて1時間ほどか。 峠までの道の上谷は暗いけれど趣のある谷(湿原もある)である。 早春まで雪が残っており、黒々とした雪を見ることができる。 …

京都北山 由良川源流へテント泊の山旅 2

桂小屋で一泊し、二日目はさらに由良川上流を目指す。トロッコ道の崖上 から川を覗くと流れの速いところもあり、深さもあるようだ。七瀬谷出合 の下流あたりだろうか、演習林入口から入山し日帰りするならここで引き 返す距離だろう。ほとんど日の差さない所…

京都北山 由良川源流へテント泊の山旅

・ 分水嶺 出町柳から京都バスに乗り、終点の広河原で降りる。目指す由良川へは 佐々里峠から入る。峠までは車道を歩いても一時間ほどで着く。休憩を とり廃村灰野まで明るい尾根道を歩く。途中に分岐や大杉もあるけれど まだまだ先は長いので寄り道せずに、…

京都北山 春から夏へ(芦生の森)

北山の特徴 北山には雲を越えるような岩峰も無ければ、黒部川のように目のくらむ ような深い谷や轟音を谷間にこだまする滝も無い。あるのはアシウスギ、 ミズナラ、カツラ、トチノキなどの樹木が林立する美しい森と豊かな植 物相である。ほかにはこれといっ…

 北八ヶ岳の森 木漏れ日と苔の美しい森

・ 麦草峠から白駒池を通りニュウで一休みする。その間はシラビソやモミ、ツガ、 などの針葉樹に混じり薄桃色をしたダケカンバを見ることができる。足元には 苔やシダが繁茂し、とても美しい様相を見せてくれる。 ・ ・ ・ ・

 北八ヶ岳の森 梅雨明けの空

30年前の空(フジ・ベルビア使用) 島枯山 白駒池を望む chikusai2.hatenablog.com

 櫛形山の原生林を歩き そして楽しむ

原生林を歩いて思い浮かべる文がある。少し長いが紹介してみたい。 「武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。どの路でも 足の向く方へゆけば必ず其処に見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。 武蔵野の美はただその縦横に通ずる数千条…

 櫛形山 #4 霧の中に現れたアヤメ群落は夢まぼろしか? 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ アヤメ平に佇む二本の落葉松 chikusai2.hatenablog.com

 櫛形山 #1 霧に濡れる落葉松

・ からまつの林を過ぎて、 からまつをしみじみと見き。 からまつはさびしかりけり。 たびゆくはさびしかりけり。 ※北原白秋

雨上がる 白馬の森

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栂池自然園 ミズバショウの咲く頃

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北八ヶ岳の森 “にゅう” からの眺め

雲らしい形をしている雲が見たくなった…森敦 ・ 日本列島がスッポリ梅雨前線の下に入ったみたいです。 抜けるような青空が見たい!

二本の木

Kodachrome 64 (35mm)

雨上がりの ひと時

梅雨の あい間 chikusai2.hatenablog.com

苔に覆われた森

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千鳥ノ木とバイケイソウの森

・ ・ ・ ・ chikusai2.hatenablog. chikusai2.hatenablog.com chikusai2.hatenablog.com

バイケイソウの森 春の光を呼ぶ

・ ・ ・ chikusai2.hatenablog.com

新緑のブナ林

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バイケイソウの小径

・ 不思議な物体が? chikusai2.hatenablog.com

神々の住む森

chikusai2.hatenablog.com

静謐

京の藪医師・竹斎先生東国へ下る(吸出し のことなど)

蛸の吸出し 「chikusai diary」の名の由来 ご年配の方はご存知かと思うし使った方もいるかと思う。 民間療法(?)に「タコの吸出し」を使って身体の化膿した部位の膿を 切開せずに吸い出すという治療がある。幼いころ、その薬を化膿した部 分に塗り治療した…

上高地 焼岳周辺の群発地震に思うこと(Kodachrome64のこと)

大正池より焼岳を望む 近ごろ岐阜県と長野県の県境で群発地震が発生しているようだ。 内陸部の地震は日本海溝に潜り込んでいる太平洋プレートとも関係 しているのではないか、と私は勝手に妄想しているので、これから 私が語ることはあまり信じないで欲しい…

いのち芽生える(「エール」主人公のモデル・古関裕而先生のこと)

「朝の連続テレビ小説」で窪田正孝主演『エール』を見ている方 もいるかと思う。ふだんあまり「朝ドラ」は見ないのだが、今回 は地元出身の作曲家が出るというので見るようにしている。 晩年の古関先生のお顔は、NHKを通じて残像として記憶の片隅に 残ってい…