chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

フィルム

霧氷の朝 大台ケ原山より大峰山系を望む

日出ヶ岳山頂より 11月の下旬、展望台より朝日を浴びる大峰山系を撮影する。とても北風の強い朝で弥山や近畿地方で一番標高が高い八経ヶ岳までスッキリと見渡せた。この日あまりにも足が冷たかったので、冬山用の登山靴を買いにゆくことになった。 日出ヶ岳…

武蔵野を ASAHI PENTAX で撮る

昔の武蔵野は萱原のはてなき光景を以て絶類の美を鳴らして居たように言い伝えてあるが、今の武蔵野は林である。林は実に今の武蔵野の特色といっても宣い。則ち木は重に楢の類で冬は悉(ことごと)く落葉し、春は滴るばかりの新緑萌え出ずるその変化が秩父嶺…

碧の大正池より望む穂高の夜明け

穂高の夜明け 晩秋のころ 大正池ホテルを夜明け前に出て いつもの場所から撮影する。ZENZA BRONICA GS-1

岳沢越しに奥穂高を望む

晩秋のころ河童橋より

大台ケ原山 大蛇嵓の霧氷

大蛇嵓(だいじゃぐら)より 東の川方角を望む 十一月に入ると、西日本に寒波が押し寄せると大台ケ原山は稀に霧氷を観ることができる。天気図を眺め、週末に寒波が来そうだな、と思ったら大台ケ原山に向う。ときには空振りもある。 西大台(大蛇嵓より望む)

大台ケ原山の夕暮れ

大峰山系を望む 日出ヶ岳から望む朝日もいいけど 大台ケ原山の夕暮れはどこで見てもいい。 大蛇嵓で見る夕日は素敵だけれど 帰りの真っ暗闇の道は気持ちが悪い。

大台ケ原 日出ヶ岳より望む御来光

日は また昇る 静謐な朝 熊野灘の水平線のかなたより 日は昇る。

大台ケ原 日出ヶ岳より望む闇

夜明け前 紅葉も終わりに近づくと 次の楽しみは全山 桜が咲いたかのような 霧氷である。 吉野山の千本桜も かくやと見まがうような 霧氷の華。 もう一度見てみたい。

大台ケ原山 ブナ林紅葉

西大台コース 今ごろ大台ケ原山は紅葉の盛りだろうか。

大台ケ原山秋景

秋の一日、西大台を一巡りすると、日は はや西に傾いていた。

晩秋の焼岳

上高地から松本へ向う車中、焼岳がきれいに見えた。運転手に車を止めてもらい数枚撮影したうちの一枚。

萌える焼岳?

初冠雪 焼岳 まだ初冠雪には少し早いかな。無骨な顔をした北アルプス唯一の活火山焼岳。穂高より好きかも。

横尾尾根のバットレス?

横尾尾根紅葉 ひと山越えれば屏風岩がある。 横尾尾根にも見ごたえのある岩壁があった。

横尾尾根の秋

槍沢より望む横尾尾根 横尾から槍ヶ岳に連なる横尾尾根。 地味な山脈ではあるが、北穂、南岳、槍ヶ岳という 強者に準じた標高にあるため目立たない。 しかし初めて目にする者には、見どころは多い。

槍ヶ岳への道

槍沢圏谷 その昔、氷河が造りあげた圏谷という地形。 写真は、槍ヶ岳に向う登山道で撮影した一枚である。 台風が近づいていたので、強風が荒れ狂っていた。 氷河に流されてきたのか、 大きな岩が河原にゴロゴロと転がっていた。 梅雨の頃、谷には まだ残雪(…

北穂高岳秋色 ― そんなに急いでどこへ行く? 

ある秋の日のこと、台風が来るというので山を下りた。 登山道ですれ違う単独行の方々に少なからず違和感を覚えた。 これからどちらへ、と訊くわけにもいかず、お元気でと念仏 のように唱えるしかなかった。 不思議なことに、単独行の方は みなせかせかした歩…

遠く北穂を望む

あの三角の尖がりが北穂(たぶん) 昔の話だけれど、登山道脇で写真撮影をしていると、 どういうわけか、あの山は何という山か? と横柄な口調で訊いてくる輩が結構いた。 おそらく知っていて訊いてくるのだろう。 上から目線の山男には馴染めない。 chikusa…

涸沢あたり?

屏風岩より涸沢寄りで撮影したような?30余年前のことなので忘れてしまった。 chikusai2.hatenablog.com

秋の涸沢を歩く

尖 峰 chikusai2.hatenablog.com

圏谷に燃えるナナカマド

圏谷の秋 撮影後30年も経てば、さすがにポジフィルムであっても劣化が進んでいた。 chikusai2.hatenablog.com

モザイク模様の圏谷

涸沢の紅葉はナナカマドの赤が主役と思っていたけれど、どうしてどうして黄色も負けてはいない。槍沢や梓川沿いの谷間の紅葉は黄色が主役になる。意外と地味なのである。

京の民家#10  陰翳礼讃 ! ?

三十余年前、谷崎潤一郎氏の『陰翳礼讃』に接し、カメラにモノクローム フィルムを詰め、京都の民家、寺社、通りを飢えた犬のように歩いた。 伏見の酒造会社 祇園新橋、宮川町あたりは夜、それも雨の日を選んで撮影した。 けれど、夜に撮影した花街のネガが…

京の民家#9 名物に旨い物あり?

「名物に旨い物なし」と言うけれど 京の奈良漬とはいかに ! ? 余の好きなものは桂瓜の奈良漬!

京の民家#8 遊郭跡

中書島遊郭跡 島原大門 撮影した30余年前は民家として使用されていた覚えがある。この春、伏見の酒倉を訪ねた折に記憶を頼りに探してみたが、見当たらなかった。島原角屋の室内写真をたくさん撮影したのだけれど、フォルダーが見当たらない。それは後日… chi…

京の民家#7 伏見人形窯元ほか

伏見稲荷神社に参拝し、本町通りを北へ歩くと伏見人形の窯元「丹嘉」さんがある。昔は60軒もの窯元があったというが、今ではただ一軒、土人形の伝統を守っている。 丹 嘉 酢 屋 chikusai2.hatenablog.com

京の民家#6 路地と図子

路地(ろーじ)は通り抜けができない袋小路のこと、通り抜け(L字型もある)が出来る細い通路を図子(辻子・ずし)と分けて呼んでいるようだ。 三上家路地(西陣) 祇園付近の図子(L字型) 通りの上には二階がある 路地は子どもたちの遊び場でもある。自動車…

京の民家#4 祇園祭の夕

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京の民家#2 今宮神社門前町にパワーアップした町屋を観る

今年の夏はとりわけ暑い。京都の夏は、気温36度・37度はごく 普通だけど、今年の夏は気温38度・39度が普通になってきた。 外出自粛が長く続くと足腰が弱るので、口元を「アベノマスク」 で覆って出かけてみた。 変身前 ネガを見直していると、粋な暖簾が掛か…

京の民家#1 鞍馬

ご無沙汰していました。ついつい暑さにかまけてサボってしまいました。 わたしは旅行が好きなので、日本全国の風景を撮影していますが、国内 の趣のある民家を、50年にわたり飽きもせずに撮影しているのです。 で、今回は京都の民家を紹介します。モノクロー…

曲がりくねった木

・ ・ ・ 徳澤から河童橋に向う途中に気づいた木。曲がりくねった木が妙に気になった。 木肌から察するに、カツラかセンダンのように見えるがどちらだろう。 chikusai2.hatenablog.com chikusai2.hatenablog.com