chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

京都北山 春から夏へ(芦生の森)

 

北山の特徴

北山には雲を越えるような岩峰も無ければ、黒部川のように目のくらむ

ような深い谷や轟音を谷間にこだまする滝も無い。あるのはアシウスギ、

ミズナラ、カツラ、トチノキなどの樹木が林立する美しい森と豊かな植

物相である。ほかにはこれといって特徴もない、とても地味な山域では

あるけれど、一年を通じて飽きることのない峠道、尾根道、そして小さ

な谷間の静かな流れとその川沿いには茅葺屋根の集落がある。そこには

(かつては)日本のどこででも見られた山がある。

 

 

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早春の佐々里峠  写真をclickすると大きくなります

 

 

 

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芦生の森

 

 

 

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「山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しと為す」

 

 

 

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芦生の森は西日本最後の秘境?

由良川の源流部である芦生(あしう)は、かつては西日本最後

の秘境と言われていた。京都府滋賀県福井県の境に位置し、

植生は日本海側の気候と太平洋側の植物が共存しており、学術

上貴重な種が多数存在するという。

アシウスギ、ブナ、ミズナラトチノキなどが混在した森の美

しさは、他の山域では見られない貴重な光景である。

 

 

 

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