冠 松次郎氏は大杉谷を「この渓は何と云う明るさであらう。こんなに嶮しく
狭い、森林の茂った中を穿ってくる七つ釜でさへ、而ももう午後五時過ぎだ
と云ふのに、その全貌を實に明るく露呈してゐる。・・・とにかく七つ釜を
中心として大杉渓谷の美観は最も高潮してゐると云える。」と七つ釜滝周辺
の優美さを称えている。
私が撮影に訪れたときは、渇水期であったので七つ釜滝の水量は乏しく、結
局一枚も撮れずに終ってしまった。
冠 松次郎氏は大杉谷を「この渓は何と云う明るさであらう。こんなに嶮しく
狭い、森林の茂った中を穿ってくる七つ釜でさへ、而ももう午後五時過ぎだ
と云ふのに、その全貌を實に明るく露呈してゐる。・・・とにかく七つ釜を
中心として大杉渓谷の美観は最も高潮してゐると云える。」と七つ釜滝周辺
の優美さを称えている。
私が撮影に訪れたときは、渇水期であったので七つ釜滝の水量は乏しく、結
局一枚も撮れずに終ってしまった。