chikusai diary

昭和という時代に どこででも見ることができた風景を投稿しています。

風が吹き荒れる土地

 

f:id:chikusai2:20211223184014j:plain

 


 最果ての地吹雪・脇元

冬の津軽平野を歩いて、いまだかつてこの地ほど荒ぶれた地吹雪を

経験したことはなかった。見ての通り積雪は見当たらない。何故な

ら積もるわけがないのである。その理由は、日本海を吹き渡る風が

権現崎の半島に沿いながらこの集落を襲い、雪を吹き飛ばすからで

ある。


津軽に住む人々は、いや もう少し広い視点で見た場合に、地震の国

、火山の国に 日本人は何故この土地に住むことを選んだのであろう

か。


撮影年:昭和40年代