この辺りの景色は梓川流域では好きなところだ。梓川越しに屏風岩、横尾尾根、
そして奥の方には白い雪をいただいた北穂高が見える。紺碧の空は…というと
モノクロームの写真では、抜けるような青空には見えないのが残念だ。
北穂の上にちぎれ雲の一つもかかってくれると良いのだが、いつまで待っても
思い通りにならないのが風景写真なのだ。不思議なことに、この場所では何年
たっても雲がない。快晴か大雨なのだ。
先週の『エール』、早稲田の応援歌『紺壁の空』の「碧が壁になっています」
という学生のセリフには参った。すっかり大阪のノリになっている。指摘され
なければ オレも気が付かながったっぺッ。