山頂部が雲に隠れた穂高を眺めるのも嫌いではない。いつ
もの穂高よりも大きく見えるのだ。
初めて見る山が雲に隠れ、中腹部から裾野にかけてのなだ
らかな曲線を見る時、なんて雄大な山だろうと思っても、
いざ雲が去り、霧が晴れ、山の全貌が現れた際に「こんな
はずではなかった」という経験をいく度も持っている。
マスク美人はそれに例えられるかな? 入念に眼のあたり
を化粧したお医者さんに憧れた日もあったような…。
今回の記事で読者が3人は減るような気がする。
写真は新緑のころの梓川です。